角度が重要!起筆(始)と収筆(終)
- 霞月書道教室
- 2021年7月5日
- 読了時間: 1分
今回は、毛筆の特徴でもある

「起筆」(きひつ)⇒ 始まり
「収筆」(しゅうひつ)⇒終わり
を美しくする簡単な方法です。
文字の書き始めを「起筆」といい
書き終わりを「収筆」といいます。
毛筆での「決め所」と言っても過言ではありませんね。
初心者の方は、これをしっかり書こうと思って
筆を、ぐっとおさえつけて線を引いてしまうようです。
でも力を入れる必要はなく
①筆の形を活かし、筆を立て
②45℃に穂先から入り、
③そのまま穂先45℃で「すーっ」と、自然に引き
④穂先45°のまま「くっ」と筆を少し押さえて紙から離す。
たったこれだけ。
横画も縦画も全く同じです。
慣れないうちは、終わりの形がボンボンのようになって事があるかもしれません。
それは、まだ力が入りすぎてしまってる証拠。
ひたすら①~④を練習していると
だんだんと自然に形が整ってきます。
文字を書く場合ですが
横棒が複数あるときは、長さを違えて書きましょう。
例えば「三」の場合
一番下の横棒が一番長いので
アウトラインは台形ですね。
活字の文字をよく見てみると
面白いと思います。
今日のところはここまで。
最後までお読みくださいまして
ありがとうございました。
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